羽毛・フェザー枕の臭いを完全に消す洗い方

枕から動物の臭いが・・・

自分のまくらから汗の臭いや加齢臭がしてもあまり気になりませんが、動物の獣臭がするとなったら話は別。なんでまくらからそんな臭いが・・・、と思いますが羽毛まくらやフェザーまくらを使用していればあり得る話です。

原因は不十分な洗浄と雑菌の繁殖

羽毛やフェザーは水鳥の羽根を採取して加工した素材、つまりは動物そのものです。臭いがするのも仕方ありませんが、製造工程の段階で十分に洗浄されていれば臭いはさほど気になりません。粗悪なものほど臭いが強烈になります。

臭いは雑菌の繁殖によって発生しているのでファブリーズなどの消臭剤をかけても消えません。臭いが混ざって余計に嫌な臭いになる恐れがあります。

臭いの元を絶つ洗い方

自宅で洗える方法を説明します。綺麗に洗浄すれば臭いはなくなりますが、間違った洗い方だとさらに臭いが増してしまいます。逆効果にならないように正しい洗い方を行ってください。

1.湯船にまくらを沈める

湯船にまくらを入れます。無ければ風呂桶やバケツなどまくらが入る大きさの容器なら構いません。そこが洗い場となります。

湯船に40℃のお湯をまくらが完全に浸かるまで溜めます。ふんわり感が売りの羽毛まくらは空気をたっぷりと含んでいるので、浮き輪のごとく浮かび上がってきます。船旅をするときは万が一に備えて羽毛まくらを持っておくと良いかも。

なかなか沈まないので、とりあえず十分な高さまでお湯を張りましょう。

2.洗剤を投入

普通の洗濯用洗剤で構いませんが、中の素材が痛むかもと心配な方はドライクリーニング用洗剤をつかいましょう。

3.手洗い、または踏み洗い

羽毛やフェザーにダメージを与えないように優しく手で揉んであげたいところですがそうもいきません。まず羽毛まくらは中の空気を逃がさないように生地が高密度になっているのでなかなか沈みません。手で押さえつけてもすぐに浮かび上がってきます。

羽毛の臭いは製造工程で洗浄されているにも関わらず取れなかった臭いです。ササッと洗っただけで完全に消臭するのは難しいものです。

ここで踏み洗いという選択肢が出てきます。強い圧力は中の羽毛にダメージを与えてしまうのに足で踏みつけるなんて本当ならやってはいけないこと。しかし考えてみてください。

臭くて眠れないまくらに意味はありますか?

お使いのまくらが高級品だったら素直にクリーニングに出しましょう。「安かったしダメもとで試してみよう」、そう考える方だけ実践してみてください。臭いが気になる時点で粗悪な製品である可能性は高いです。

転ばないように気をつけながらまくらを足で踏んで沈めていきます。洗剤が溶けたお湯の中に足を入れるのに抵抗がある方はスーパー袋などを履くと良いと思います。さすがに長靴はやめましょう。

臭いは簡単には取れないので念入りに何度も足踏みを続けてください。

洗剤を落とす

十分に洗えたら、次は洗剤を落としていきます。水が通りづらいのでここでも一苦労です。

湯船に新しいお湯を溜めて再び踏み洗いをします。洗剤が抜けきるまで何度か続けてください。

脱水する

何度も言うように水気が通りづらい造りになっているので、水を吸収してずっしりと重くなったまくらは簡単には絞れません。脱水には洗濯機を使用します。

乾燥させる

脱水を終えたら取り出して乾燥作業に入ります。この時点で動物が濡れたときのようなモワ~っとした嫌な臭いがします。不快な臭いですがまだ捨てたりしないでください。これは雑菌の繁殖で発生した臭いとは違い、綺麗に乾かせば臭いは無くなりますのでご安心を。

最初に乾燥機を使って2時間ほど乾燥させます。乾燥機を所持していなければ1~2時間ほど天日干しをします。羽毛は日差しに弱い素材なので長時間日光にあてないように気をつけてください。

つぎに風通しの良い場所に日陰干しをします。内部をまんべんなく乾かすために、ときどきまくらを振ったり叩いたりして空気を循環させます。

1日干してまだ完全に乾いていないようだったらもう1日干してください。これでまくらの臭いが綺麗に取れているはずです。

まだ臭いが残っているようでしたら、洗浄が足りていないので最初からやり直してください。1回目はダメだったけど2回目で無臭になった方もいるので諦めないでください。


PAGE TOP