まくらの種類・タイプ・形状の特徴

さまざまなタイプのまくら

枕と聞いてすぐに思い浮かぶのが長方形型で中心部が膨らんでいる形を思い浮かべますね。そのほかにも中央がへこんでいるタイプや波打つタイプのものがあります。中には細かくパーツが湧かれた複雑な形状をしているものやハート型も。

これはデザイン性にこだわったわけではなく、人間工学に基づいた形となっています。どのタイプの枕も見た目が個性的で特殊な構造をしていますが、全てに共通しているのは首と触れる部分が高くなっていることが挙げられます。

この高さのおかげで首への負担をなるべく減らしています。高すぎると首を持ち上げる力が強くなり返って負担を増やしてしまいます。適度にサポートしてくれる高さがベストです。

どれくらいの高さが最適か、と言うと実際に寝てみるしかありません。合う合わないはほぼ第一印象で決まります。合えばしっくりきますし、合わなければ寝心地が悪いと感じます。

このタイプが良さそうだなと目星をつけておけば、選ぶときに悩まずにすみます。前に使ったことがあって「あれは良かった」と思っていたものがあれば優先的に候補にいれておくと良いでしょう。

標準型

一般的な形状のまくらです。ホテルや旅館に泊まると大体このかたちですね。最も普及していて枕の基本形と言えます。

簡素な構造ですが中央部分に頭を置くと安定した寝心地が得られるので、寝相が良い人に向いています。他と比べてシンプルなので比較的安価で購入できます。

羽毛まくらやフェザーまくらなどはこの形状を使われていることが多く、独特の弾力と柔らかさを持っています。修学旅行の枕投げで使われるのもほぼこのタイプです。

ドーナツ型

中心部分がくぼんだ形状をしています。ドーナツのように本当に穴が空いているタイプもあります。

頭を置いた時にくぼんだ部分が後頭部を包み込むようにフィットします。パイプやビーズなど硬い素材が使われていると、その固さが違和感の原因となっていたため、それを解消する目的で考えられた構造です。

くぼんだ部分に頭がぴったりハマるとしっかりとした安定感を安定感を得られます。その反面、頭のかたちが水平な人ほど効果が薄れてしまいます。

ダブルサイズ型

横長のタイプでダブルベッドや大きなサイズのベッドに設置されていることが多い枕です。

2人用のイメージが強い枕ですが、寝返りが多い人や寝相が悪い人にも最適な枕です。どの枕を使うよりも悪いことは枕をしていない状態の姿勢です。朝起きたら枕が行方不明になっている方は検討してみてはいかがでしょう。

ウェーブ型

横から見ると波型になっているのが特徴です。手前と奥で高さが異なる曲線状になっています。頭から首にかけてフィット感を高める効果があります。

低反発ウレタン素材のまくらに多い構造で、一時期ブームになったことでポピュラーなまくらとして認知されています。

沈み込むような柔らかさで高さが変化するので微妙な調節が可能となっていますが、それ以上に高さが合っていないとフィット感を発揮できず、ウェーブ型のメリットが無くなってしまいます。

ハート型

丸みを帯びた可愛い形状をしていますが女性専用まくらではありません。

ハートのかたちにすることで首元への圧迫を抑え、肩またサポートする構造になっています。首コリや肩コリの解消にもなります。

仰向けの体勢が前提となっているので、横向きに眠る人には向いていません。

ユニットパーツ分割型

複数のパーツを一体化させたまくらです。三分割の単純なものから、十か所以上に分かれている複雑なものまであります。

仰向けだと最適な状態なのに横向きだと合わなくなる、横向きに合わせると仰向けがダメ、といった欠点が従来のまくらにはありました。各パーツごとに調節を可能にしたことでその欠点が解消されました。個人差が現われる頭の形状や首の角度に万能に対応できます。

複雑化したものはオーダーメイドになることが多く、他のタイプと比べるとやや高価になります。


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